様々なアスリートを指導する立場におられる、指導者や親御さんへ
・強み(=相手に勝るということ)を伸ばす
・弱み(=相手に劣るということ)を消す
など、アスリートが「勝利する」ための努力のプロセスで口にする言葉には、「他者との違い」をコントロールしようとするものが多いですよね。
それもそのはず、多くの競技において「勝敗」は「相対的な優劣」によるものであるのです。
にも関わらず、当のアスリートやその指導者の方々は、「相手との相対的な優劣を生み出せる要素」を理解できていないことが多いです。
★身体的な優劣
★競技技術の優劣
が相手との勝敗を分けることにフォーカスをしすぎていて、それ以外の要素に目が向いていません。
これはあまりにももったいないです。
「相手との相対的な優劣を生み出せる要素」として、見落とされているものには、
☆頭脳の優劣
☆経験の優劣
があります。
そして、これら4つの優劣が生じる要素をコントロールするためのサブ的要素としては、
○性格・気質
○趣味・嗜好
○人間関係
○人脈
があり、これら(これらの多くは直接的な競技活動の”周辺”に存在しています)を意図的にコントロールすることで、
「相手との優劣が生じる4要素」
をもコントロールしやすくなるのです。
戦いのステージ(レベル・次元)が高ければ高いほど、フィジカルとスキルだけにフォーカスしすぎないでください。
4要素の全てを駆使して、相手への勝利を確かなものにしてください。
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